遊戯王カードのすごい所は、コストという概念を無くした事だと思います。
逆にMTGにはコストがあるから面白くもあり、難しいとも思います。
呪文のコストが無かったらどうなるのか。
しかも自分だけ!
そんな夢のようなカードがこちらの「全知」
10マナと大変重い呪文ではありますが、
あなたは、あなたの手札から呪文を
それらのマナ・コストを支払うことなく唱えてもよい。
という物です。
このカードの魅力に抗う事が出来るだろうか。
いや、無い!
10マナならウラモグと同じですから、決して唱えられない事もありません。
しかし、どうせ踏み倒しカードなら、
こいつも踏み倒して出してやりたいところ。
ニクスの星原でアップキープの開始時に
墓地にあるエンチャントカードを戦場に戻せます。
まず、2マナの群れの結集とサテュロスの道探しで墓地肥やしをします。
エンチャントカードを墓地に落としながら
拾っておきたいクリーチャーはこの3枚のどれか。
メサの女魔術師か開花の幻霊というカード
メサの女魔術師はエンチャント呪文を唱える度1枚引くことが出来ます。
呪文が打ち消されて戦場に出なくても引くことが出来ます。
開花の幻霊は戦場にエンチャントが出るたびに
1枚引くことが出来ます。
呪文が打ち消されて戦場に出ないと引けません。
星座というエンチャントが出るたびに効果を発揮するカードを使います。
太陽の恵みの執政官
これもお安いのにお強いカードです。
エンチャントが戦場に出るたび飛行をもつ
2/2のペガサスクリーチャー・トークンを生成します。
生まれたペガサスクリーチャートークンに
きらきらするすべて
を貼ってどんどん強くしてマナが貯まるまで粘ります。
払拭の光で対戦相手のクリーチャーや
プレインズウォーカーなどを足止めしながら
きらきらするすべてのプラス修正を増やしていきます。
タミヨウも良い仕事をしてくれます。
プラス効果、ずっとニクスの星原と言って回収するか、
その場の状況に応じて払拭の光を言って回収するかしながら
墓地を肥やします。
マイナス効果で墓地に落ちるニクスの星原を回収します。
ニクスの星原が回収出来たら
後は墓地に落ちているエンチャントを拾いまくろう。
全知を出す前に是非これを出しておきたい。
魔法の夜
全てのパーマネントは自身の他のタイプに加えて
エンチャントでもある。
というカード。
これでサティロスの道探しも土地もすべてエンチャント扱いになるので
きらきらするすべてのプラス修正はとんでもないことになります。
残念ながら、このカードでは戦場にある物しか
エンチャント扱いにならないので、
クリーチャー呪文を唱えたときや、
戦場に出たときの1枚カードを引く効果は発生しません。
戦場に出てからエンチャント扱いにかわります。
残念ですが、パワーは上がり、
星原のエンチャントを5つ以上コントロールするという
条件は達成しやすくなります。
また、エンチャントは再利用の賢者などで破壊されやすいので
登場時にエンチャントを破壊することが出来るカード
特権階級を出しておくと少し対応が遅れます。
あなたの他のパーマネントは
呪文や能力の対象にならない。
というカードです。
1枚だと特権階級自体は能力の対象になってしまいますが
これを2枚出しておくと、
お互いがお互いを守るのでガッチガチに硬いパーマネントになれます。
墓地から毎ターンエンチャントを出していけば
ペガサスが増え、
きらきらするすべては強くなり、
開花の幻霊の効果で1枚ずつカードを引き、
全知でノーコストで唱え、
エンチャントならさらにカードを引く。
全知だけ1,500円ぐらいします。
後はなるべく安めのカードでセレクトしてみましたが
開花の幻霊、特権階級、魔法の夜などは700円ぐらいします。
おしゃれ枠として
無限への突入というカードも如何でしょう。
ライブラリーの残りを全部引き、1枚ライブラリーに戻します。
土地でない呪文は全て唱え放題になります。笑
正直、このデッキは時間がかかりすぎて、
やられてしまう事の方が多く、
改良の余地があるのですが、
全知の魅力は大きすぎるのです。
ペガサス並べてペガサス流星けーん!
と言えるのも気に入ってるんですが・・・
全体破壊に弱い。
全てをエンチャント扱いにするのも問題。
すべてのエンチャントを追放というカードだと
土地を含めて全てが追放されます。笑