おはようございます。みずおちです。
人時売上高とは
「スタッフ一人1時間当たりの売上高」です。
求め方は
人時売上高=売上高÷総労働時間
で出すことが出来ます。
例えば
日曜日、1日の売上高60万円
総労働時間100時間の場合
600,000÷100=6,000円になります。
もう一つ
平日、1日の売上高15万円
総労働時間60時間の場合、
150,000÷60=2,500円なります。
人時売上高の適正値は曜日によって変わります。
お店の粗利率が平均して40%であるなら
6,000円の40%が粗利高2,400円
一人1時間あたり2400円の粗利高を稼いでいる事になります。
粗利高が2400円であっても、お店にかかる経費は家賃や光熱費など他にもかかります。
経費の割合は60%以内が良いとされます。
2400円の60%を引くと残った粗利高は1,440円
スタッフの時給は1,000円程度とすると、
1,440円から時給1,000円を引いて残ったのは440円の利益になります。
同じように、平日の人時売上高は2,500円
2500円の60%、1500円の経費を引いて
残ったのは1,000円
時給の1,000円を引くと残った粗利高は0円です。
これがマイナスなら赤字経営になってしまいます。
このように平日の人時売上高の最低目標が2,500円
土日祝日は6,000円などとお店の粗利率や経費割合によって決めることが出来ます。
人時売上高はスタッフの働きが、お店の運営に貢献しているのが分かる数字です。
例の場合では
人時売上高2,500円以上であればお店はプラスになっているのが分かります。
売上メールでは褒めるポイントなり、スタッフには達成感が生まれます。
平日では2,500円未満の赤字の時もあると思います。
その分を土日祝日のプラス分でカバーしないといけませんので、
プラス分を考慮して目標は6,000円などと設定します。
毎日の売上メールでは
この人時売上高の目標を「達成できれば褒める。」を繰り返します。
毎日のように褒められていけば、
どんなスタッフでも徐々にモチベーションは上がっていきます。