おはようございます。水落です。
交差比率は出しにくいというのが、使いにくい一番の理由ですが、
多少正確でなくても、簡単に出せる簡易版交差比率をご紹介します。
交差比率は年間粗利率×在庫回転率です。
年間粗利率は年間粗利高(売上総利益)÷年間売上高です。
在庫回転率は年間売上高÷平均在庫金額です。
平均在庫金額は期末在庫で代用します。
年間粗利高は予測値を使用します。
年間売上高を約分することが出来、
簡易版交差比率=年間粗利高予測÷期末在庫で求めます。
年間粗利高予測は日割を出して1年分で計算します。
(実際に使う場合は半年分で計算してください)
交差比率②は年間粗利高予測÷期末在庫で入力します。
今回は交差比率①と②の値は大して変わりませんが、
それは交差比率①も年間売上予測を同じように使用しているので
ほぼ変わらない数字になっています。
6ヵ月で計算すると結構な差が出ますので、正確な数字ではありません。
たとえ多少の差があっても目安として使うことが出来ます。
150%以下の部門に問題がある事には、ほとんど変わりません。
速く気づくことで、速い対応が出来ます。
具体的な使い方を明日ご説明します。