こんばんわ。水落です。
POSの重要性の続きです。
前回書いた内部不正についてもう少し詳しく書くと、
不正の方法のやり方?やられ方?には4つのパターンがあります。
1つ目は「新品在庫から不正を働く」
この場合、見ていないところでパックを開封して、
いらないノーマルはストレージなどに放り込んで、
高額なレアだけを盗んで帰る。
ご丁寧に、レアカードが出たパックだけパック代金を払って、
自己完結している人もいます。
2つ目は「中古在庫を盗む」
やはりカードという小さくて、数枚であればかさ張らないという
所から盗みを働く事があるようです。
3つ目は「空うち」と呼ばれるもの
レジを販売した際、お客様からお金を頂き、
レジを打たないので、その分お金が浮きます。
そのお金を着服するというもの。
レジを通さないので、在庫管理をしていないと
証拠がつかみようがなく、わかりにくいです。
4つ目は「架空買取」
上記3つがエスカレートすると、最終的にここに来ます。
買取をしたことにして、現金を盗みます。
もはや強盗です。
在庫管理をしていないと、何を買い取ったのかもわからないため
悪い人がいるとやられ放題となってしまいます。
大体は1つ目、もしくは2つ目からエスカレートしていきます。
この最初の1つ目、2つ目をけん制するために重要なのがPOSのシステムの重要性です。
当然、単品管理なので、3つ目、4つ目の犯罪も発見が早くなります。
「在庫管理していないからわからないよ」と思われる事が
経営側にも非があると言われてしまう部分です。