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Channel: 日本カルチャー協会 認定講師 みずおち
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嫌いなカード9位 僧院の導師

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仲間内では「白い悪魔」と呼んでいる悪い子です。

 

 

果敢

クリーチャーでない呪文を1つ唱えるたび、

果敢を持つ

白の1/1のモンククリーチャートークンを1体戦場に出します。

 

果敢はクリーチャーでない呪文を唱える度に、

+1/+1修正を受けます。

 

本体だけでなく、トークンも果敢を持っているのが

素晴らしく、嫌なところです。

 

これが仲間内でどのように使われるかというと、

次のターンに思考の旋風が出されます。

 

 

このエンチャントはクリーチャーではない呪文を唱えるたび、

カードを1枚引く。

という物です。

 

では次のターンに何が起きるかというと、

5マナあるとします。

 

集団の恐慌を1マナで全てのクリーチャーに速攻を与えます。

対戦相手にも速攻を与えますが、この際、どうでも良いのでしょう。

 

 

 

選択で占術をして1ドロー、

手練でライブラリーの上2枚を見て

1枚を手札に、

1枚をライブラリーの上か下に置く。

1マナ血清の幻視でカードを1枚引く

占術2でライブラリーの2枚を見る。

 

エンチャントの効果で

クリーチャーでない呪文を唱える度1枚ドローがありますので

結構な確率でうまくいくらしいです。

合計9枚ドロー出来ます。

 

ここまで、クリーチャーでない呪文を5回唱えています。

 

手札は13枚ぐらいあります。

この半分の5枚をうまく引けたとしましょう。

でも、もうマナはありません。

 

しかし、マナは無くても呪文は唱えることが出来ます。

 

0マナのアーティファクト、トーモッドの墓所

対戦相手の墓地利用を防ぐ優良カードです。

 

マナコストがXのカードもx=0で唱えることが出来ます。

自分もX=0の呪文は打ち消されてしまいますが、

呪文は唱えているので果敢もエンチャントの効果も発動します。

このカードを6マナX=3で唱えられると、

サルカンやキオーラなどの3マナプレインズウォーカーが唱えられないので

かなり厳しい状態になります。

 

0マナとマナがXのカードが仕込まれており、

エンチャントの効果でドローも追加され、

5回ぐらいはうまくいきます。

 

仮に5回としてこのターンにクリーチャーでない呪文を10回唱えられたとします。

僧院の導師は10体のクリーチャートークンを生成し、

そのパワーは

導師のパワーが12/12

各トークンが10、9、8、7、6、5、4、3、2、1の10体が出ていて、

速攻で殴りに来ます。

ライフは20点なので、完全にオーバーキルです(笑)。

雑に強いので「白い悪魔」に相応しいと思います。

 

MTGではカード1枚を活かすために

知恵を絞り、手間とお金をかけてデッキ構築を行います。

長年続いているカードゲームだからこそ、カードの種類が沢山あり、

その組み合わせも無限大に広がっています。

 

 

 


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