仲間内では「白い悪魔」と呼んでいる悪い子です。
果敢
クリーチャーでない呪文を1つ唱えるたび、
果敢を持つ
白の1/1のモンククリーチャートークンを1体戦場に出します。
果敢はクリーチャーでない呪文を唱える度に、
+1/+1修正を受けます。
本体だけでなく、トークンも果敢を持っているのが
素晴らしく、嫌なところです。
これが仲間内でどのように使われるかというと、
次のターンに思考の旋風が出されます。
このエンチャントはクリーチャーではない呪文を唱えるたび、
カードを1枚引く。
という物です。
では次のターンに何が起きるかというと、
5マナあるとします。
集団の恐慌を1マナで全てのクリーチャーに速攻を与えます。
対戦相手にも速攻を与えますが、この際、どうでも良いのでしょう。
選択で占術をして1ドロー、
手練でライブラリーの上2枚を見て
1枚を手札に、
1枚をライブラリーの上か下に置く。
1マナ血清の幻視でカードを1枚引く
占術2でライブラリーの2枚を見る。
エンチャントの効果で
クリーチャーでない呪文を唱える度1枚ドローがありますので
結構な確率でうまくいくらしいです。
合計9枚ドロー出来ます。
ここまで、クリーチャーでない呪文を5回唱えています。
手札は13枚ぐらいあります。
この半分の5枚をうまく引けたとしましょう。
でも、もうマナはありません。
しかし、マナは無くても呪文は唱えることが出来ます。
0マナのアーティファクト、トーモッドの墓所
対戦相手の墓地利用を防ぐ優良カードです。
マナコストがXのカードもx=0で唱えることが出来ます。
自分もX=0の呪文は打ち消されてしまいますが、
呪文は唱えているので果敢もエンチャントの効果も発動します。
このカードを6マナX=3で唱えられると、
サルカンやキオーラなどの3マナプレインズウォーカーが唱えられないので
かなり厳しい状態になります。
0マナとマナがXのカードが仕込まれており、
エンチャントの効果でドローも追加され、
5回ぐらいはうまくいきます。
仮に5回としてこのターンにクリーチャーでない呪文を10回唱えられたとします。
僧院の導師は10体のクリーチャートークンを生成し、
そのパワーは
導師のパワーが12/12
各トークンが10、9、8、7、6、5、4、3、2、1の10体が出ていて、
速攻で殴りに来ます。
ライフは20点なので、完全にオーバーキルです(笑)。
雑に強いので「白い悪魔」に相応しいと思います。
MTGではカード1枚を活かすために
知恵を絞り、手間とお金をかけてデッキ構築を行います。
長年続いているカードゲームだからこそ、カードの種類が沢山あり、
その組み合わせも無限大に広がっています。