おはようございます。水落です。
今回もクレーンイベントに続いて店長になりたい方にはお勧めな記事です。
こちらをお読みでない方はこちらもお読み頂くとわかりやすくなります。
今回の問題提起には相乗積を使用します。
相乗積は交差比率よりも実用性が高く重要な数字です。
しかし実際の店舗で活用されている会社は少なく、
こんなものが企画書で上がってきたらワクワクします(笑)
是非、お試ししてみてください。
まず、相乗積が何かというと、公式は
相乗積=粗利率×売上構成比になります。
先日紹介した予測の交差比率のように年間粗利を予測しないで、
現在の数値で出すのでより確かな情報として判断できます。
売上高はお客様の需要を表すと言われます。
売上構成比はお店の部門の中でお客様がお金を出しても良い順序を表していると私は考えています。
その数字に粗利率をかけるのが相乗積です。
交差比率は適正在庫かどうかを調べるために使用しますが、
相乗積はお店の強みを知ることが出来ます。
お店の強みとは、ただ売上があれば良いという訳ではありません。
お店が存続していくために必要な売上と粗利が効率よく取れる部門の事です。
お店の利益を出していく上での重要度です。
どうして重要度を出すのかというと、
お店で使える時間は有限であるためです。
今のご時世はどこも厳しく、アルバイトスタッフを雇っていても
レジ業務や品出しなどの通常業務以外は削減され、
自由に使える時間は月間100時間も無いと思います。
そんな限られた時間の中で最速、最大限に利益を稼ごうとしたら
重要度を決めて集中して行う方が効果的です。
という事で次回はイベント企画書の目的に入ります。