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Channel: 日本カルチャー協会 認定講師 みずおち
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遊戯王の封入率の変化

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こんにちは。水落です。

 

先日はつい、熱く書いてしまいましたが、メーカーさんが全く何もしていない訳ではありません。

 

遊戯王を発売するコナミさんなんかも、より商品が売れやすいように昔よりも変化しています。

 

そのひとつがパックの封入率です。

 

封入率はパックの中の当たりカードがどれくらいの割合で入っているか。

 

というものです。

 

そこで「あたり」はスーパーレア以上の光り物を当たりと言っていました。

 

1BOXが30パック入りの一般のブースターパックに、

 

光り物がどのような割合でドレぐらい入っているか。

 

という割合です。封入率の割合が大きくなるほど当たる確立が増えます。

 

昔のブースターパックは収録枚数が60種類で

 

アルティメット1枚 ウルトラレア5種中 3枚、スーパーレア9種中 3枚の計7枚

30パック中の7パックで23%でした。

 

それが2013年に、アルティメット 1枚、ウルトラレア6種中 4枚、

スーパーレア10種中 4枚の計9枚となりました。

30パック中9パックで30%

 

 

アルティメットはウルトラレアのカードしか存在しないのでスーパーレアのカードには

上位のレアリティがありませんでした。

 

アルティメットはあまり人気ではなくて、ウルトラレアと同じ価格にしてもウルトラレアから売れていく物も多かったです。

更にいうと、ウルトラレアよりスーパーレアのカードの方が需要が高いものが多くありました。

 

2015年のクロスオーパーソウルズから通常ブースターパックにシークレットレアが加わりました。

 

収録枚数も90種類に増えて、今まで無かったスーパーレアのカードのシークレットレアが出ました。

 

シークレットレアが1枚、アルティメットが1枚、ウルトラレアが3枚、

 

スーパーレアが6枚と封入率が増えました。

 

当たる確率が30パック中10パックとなり、ノーマルレアも入れると35%程に上がりました。

 

(上記の数字で必ず入っていると断定できません。平均的な封入率です。)

 

シークレットレアはプレミアムパックなどには入っていましたが、

 

使えるのが一部でどうでも良かったりしました。

 

 

今まであった売れないウルトラのアルティメットから、

 

売れるスーパーレアにシークレット仕様が加わったのは大きな変化です。

 

 

今までプロモカード以外で高額なものは少なかった中、

 

パックの中から高額なものが出る可能性がある期待感が高まりました。

 

 

 

昔は16BOXも開けると、使わない魔法カード罠カードもノーマルの配分がほとんど変わらず、大量に余っていた印象がありますが、

 

今のBOXを16BOX開封すると、ノーマルカードもモンスターカードが多めに配分され、魔法、罠カードは少なく配分されています。

 

レアリティの種類を増やし、収録枚数も増えて、以前よりも生産コストは上がっていると思います。

 

このように、メーカーさんが売れる努力をしていない訳ではありません。

 

どんどん良くなる変化をしていくとは思います。

 

その中に、発注時の内容をもっと公開して、

 

さらには直接取引の店舗だけでなく、

 

直取引が出来ない小さな店舗にも配慮して、

 

一般に公開して頂きたいという思いがあります。

 

 

 

 

 

 


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