こんにちは。クロコツールズの水落です。
前回の記事の続きです。
遊Vic中野店様は8月にiPadシステムを導入されて
9月には1日100人以上のお客様からipadで注文を頂けるようにまでになりました。
それはお客様からの注文に対して8割以上お答えできている事が
新規のお客様や継続したお客様の来店に繋がっていると思います。
しかし、8月の導入当初からお客様の注文にお答えできていた訳ではありません。
導入後に品揃えを良くするために、すごい努力をされてきました。
注文した商品が品切れで買う事が出来なかったら、
信用を無くして、もう頼まなくなってしまいます。
注文しようとしても、品切れ中で注文することが出来なかったら、
もうiPadで調べようと思わなくなってしまうかもしれません。
売れるものが無ければ売上は上がるはずがありませんし、
iPadの注文人数も、注文点数も増えるはずがありません。
遊Vic中野店様は導入後に、いろいろな買取強化を行い、
商品を集めて、集めながら販売してきました。
遊Vic中野店さんでは、ipadから印刷できる仕切りを入れて、
在庫のある物、無い物の把握から始まりました。
そして、在庫の無い物を揃えるように、
系列店舗から分けてもらったり、買い取りを強化して集めました。
例え1枚20円のノーマルカードでさえ、
在庫がないものを把握し、1枚10円、5円という破格の買取価格を出してでも
お客様の注文に答えられるように頑張ってきました。
やはり、最重要は品揃えです。
品揃えとはお店のやる気、店舗スタッフのやる気でどうにかなります。
やる気がなければいつまでたっても品揃えは良くなりません。
私が営業に行った時、良く聞くのが、
「もっと品揃えが良くなったら始めたいと思います。」
という言葉です。
しかし、良くなったらと考えている時はいつまで経っても
品揃えは良くならないと思います。
仮に、買取をした物をカウンターにストックしていくとして、
貯まるのを待っていたら半年、1年と経ってしまいます。
その半年、1年でストックしていた商品はどんどん価値が下がります。
今1,000円で買い取ったところで、半年後には再版されて100円、200円になるかもしれません。
売るべき商品をストックしておくというのはナンセンスです。
買い取ったらすぐに商品化して販売をするべきです。
そう考えると、品揃えが完璧になる時などは一生かかってもきません。
遊Vic中野店さんが、遊戯王のすべてのカードを集めて持っている訳ではありません。
それでも8割以上の注文に答えられているのは、
ちゃんと、売れ筋の高価買取を行っていたり、
注文された商品がなくても、レアリティ違いや品番違いの商品を
お客様にご案内して代わりの商品をお勧めしているためです。
何より、導入後に、店舗スタッフみんなが在庫の品揃えを良くするために
頑張る「やる気」を持って取り組んでいることがこの結果に繋がったと思います。
このiPadのシステム自体はお店にとってそんなに難しいシステムではありません。
導入自体は簡単にできます。
しかし、ちゃんとお客様の注文にお答えしようという店舗のやる気が無ければ
品切れ中の表示ばっかりで、売上も上がらないし意味がありません。
時間をかけて品揃えが良くなるかというと、そうはならないと思います。
私は「やる気がある時が、やるべき時!」だと思います。
今はカードショップが増えて、
差別化をしなければ、どんどんお客様から見放されてしまいます。
こまめな価格の変更も出来ていない店舗、
ただ買取に来たカードを出しているだけの受け身の店舗では
どんどん経営が厳しくなってしまうでしょう。
私たちは、カードを扱う多くのショップ様の力になりたいと考えています。
今回の遊Vic中野店様の成功した事例を元に多くの店舗様に伝えていきたいと考えています。
今回、iPadシステムの説明会を開催させていただきたいと企画しております。
その際に、実際の店舗での注文状況や、
注文された商品をピックアップして販売する方法、
さらには、ブログでは書けない企業秘密の仕分けの方法や
強化買取の方法をお伝えしたり、
遊Vic中野店を運営されている社長様にお願いしまして
皆様のiPad導入に対する疑問であったり、
不安に思っていることを実際に導入された店舗様に話が聞けるようにしたいと思います。
また、この勉強会には店舗関係者以外にも、
将来、カードショップを開きたいと思っている方にも参加してほしいと考えております。
勉強会後には、懇親会も開きたいと考えておりますので、
各店舗間の情報交換の場にもできれば幸いと考えております。
日程などにつきましては会場の手配を行った上で、
改めて告知させていただきたいと思います。
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遊Vic中野店様の頑張り
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