プレインズ・ウォーカーデッキの楽しい所は好きなものを入れ替えて遊べるところです。
基本的には5色のフルカラーになってしまうものの、ニッサの誓いと世界樹のおかげで色事故は大幅に減少しましたし、プレインズ・ウォーカーも安いカードが増えたので今は作りやすくなりました。
昔はショックランドをいっぱい入れて作らないといけなかったのでとても高くかかりました。
今だから初心者の方にも作りやすいし、プレインズ・ウォーカーはMTGらしいカードの一つだと思いますので、是非、試してほしいと思います。
ニッサの誓い
世界樹
ではデッキに入れたいプレインズ・ウォーカーをご紹介していきます。
一番はこれ。
龍神、ニコル・ボーラス
マイナス8の能力で伝説のクリーチャーもプレインズ・ウォーカーもコントロールしていない各対戦相手はそれぞれこのゲームに敗北する。
という特殊勝利条件を持っています。
マイナス8なので通常なら4ターンかかり、5ターン目でようやく起動できます。
しかし、この龍神、ニコル・ボーラスは戦場にある他のプレインズ・ウォーカーのすべての忠誠度能力を持つ。
というこれまた珍しい能力を持っています。
そのため、解放された者、カーンのプラスの忠誠度能力を使用するとなんと、忠誠度カウンターはプラス4されます。
1回使用すると忠誠度カウンターは8になるので、次のターンに奥義を打つことが出来ます。
テフェリーの誓いがあると1ターンに2回起動できるので2回目で奥義が打てます。
テフェリーの誓い
解放された者、カーン
プラス4の能力、プレイヤー1人と手札を1枚追放する。
見れるわけでも、こちらが選べるわけでもない。大したことない能力ですが、
忠誠度を4も上げるのは他にない強み。
マイナスの忠誠度能力でパーマネントを1つ追放できます。
このように、他のプレインズ・ウォーカーたちは勝利するために各対戦相手の伝説のクリーチャーやプレインズ・ウォーカーをぶっ壊していきます。
プレインズウォーカー、ニコル・ボーラス
私の大好きなカード。
プラスの忠誠度能力でクリーチャーでないパーマネントを1つ破壊します。
プラスの忠誠度能力でカウンターを3つ上げる事が出来ます。
奥義も強烈です。
プレイヤー1人を対象に7点ダメージ、カードを7枚捨てる、パーマネントを7つ生け贄にする。
忠誠度能力を1ターンに3回使うことが出来れば、プラス3、プラス3、で11になり、3度目で奥義が打てます。
1ターンに3回使うためのカードが鎖のヴェール。
鎖のヴェール
テフェリーの誓いは1ターンに2回起動することが出来ます。
その後、4マナタップで起動するとこのターン忠誠度能力が起動されていなかったようにそれぞれのプレインズ・ウォーカーは忠誠度能力を1回起動してもよい。
使い方を間違えると使えませんが、通常分1回、テフェリーの誓いで1回、鎖のヴェールで無かったようにしてもう1回、という流れで1ターンに3回使うことが出来ます。
欺瞞の主、ニコル・ボーラス
プラスの忠誠度能力は3
各対戦相手に土地でないパーマネントを生け贄かカードを1枚捨てるかしないと3点ダメージ。
マイナス3の忠誠度能力でクリーチャー1体を破壊してカードを1枚引く。
自然の職工、ニッサ
プラスの忠誠度能力はプラス3が魅力。
能力はライフ3点とショボいですが3上がります。
マイナスの忠誠度能力で2枚を公開して土地は戦場に出し、それ以外は手札に入れます。
頂点捕食者、ガラク
プラスの忠誠度能力でプレインズ・ウォーカーを破壊。
マイナスの忠誠度能力でクリーチャー1体を破壊します。
太陽の勇者、エルズペス
マイナスの忠誠度能力でパワーが4以上のクリーチャーすべてを破壊できます。
不撓のアジャニ
不撓は「ふとう」と読みます。
何者にもひるまないアジャニさんです。
マイナスの忠誠度能力でクリーチャーを1体追放します。そのクリーチャーのコントローラーにパワーに等しいライフを与えます。
ライフは上げてしまいますが、破壊不能のクリーチャーを追放できるのは強いです。
見えざる者、ヴラスカ
お値段が安いのがとっても魅力。
マイナス3の能力で土地でないパーマネントを1つ破壊します。
さわりにくいアーティファクトとエンチャントを破壊できるのは強いです。
最後の望み、リリアナ
3マナという軽さなのに取っても強力なプレインズ・ウォーカー。
プラスの忠誠度能力でクリーチャー1体を-2/-1修正します。
マイナス7の奥義が強すぎます。
終了ステップ時に黒の2/2ゾンビをX体戦場に出します。
Xはコントロールするゾンビに2を足した数出てくる紋章を得ます。
他にゾンビがいなくても、
終了時0体→2体出てきます。
次の終了時2体→4体出てきて6体になります。
次の終了時6体→8体出てきて14体になります。
毎ターン倍以上に増えます。
さらに、紋章なので全体破壊されても何度も何度も増えていきます。
お値段は高いので強くは薦められませんので今回は除外します。
とても面白くて強い1枚なので機会があれば是非お試しください。
代わりにゴルガリの女王、ヴラスカを入れておきます。
ゴルガリの女王、ヴラスカ
マイナス3の忠誠度能力でマナコスト3以下の土地でないパーマネントを破壊できます。
マナコスト3以下と条件はありますが4マナで一足早く出してやっかいなクリーチャーを破壊できるのは強いです。
お値段が手軽なのが良いところ。
プレインズ・ウォーカーを使ってクリーチャーを破壊して戦場を制圧していこうというコンセプトです。