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Channel: 日本カルチャー協会 認定講師 みずおち
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カードショップ開業の順番 設備資金

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こんにちは。水落です。

カードショップ開業目指している方に書いています。

昨日、ちょっと触れましたが、

融資の申込書には、

設備資金と運転資金と記入する欄があります。

意地の悪い引っ掛けだと思います。

二つ記入する欄があったら、両方書きたくなりますよね。^_^

でも、2つは別物なので運転資金には書いてはいけません。

いけない。というのは大げさですが、

担保になるものでもなければ、書かないほうが良い。

設備資金は返済期間が最大7年。

運転資金は最大5年です。

別物と考えて下さい。

どちらが審査に通りやすいかというと、

圧倒的に設備資金です。

設備資金は見積もりを集めれば必要な金額がでますが、

運転資金は、人件費や毎月の仕入れなど、見積もりが出ないものが多いです。

いくらかかるか証明出来ないものは、審査を通りにくいです。

もしくは、自己資金が見せ金で使えないのかな。

と受け取られ、何も言われず審査に落ちます。

運転資金の審査を落ちると、設備資金の方も落ちる可能性が高まります。

だから、最初から設備資金だけ申請して、

運転資金は自己資金で賄います。と最初から

言った方が計画性があるように思われ、良い印象で進められます。

公庫だけでなく、保証協会の創業融資も同じです。

運転資金ではなく、設備資金で申し込みましょう。

設備資金は、開店にかかる物件の費用、

ショーケースやカウンターなどの什器費用。

初期在庫の費用。(毎月の仕入れは別)

備品の費用。

広告宣伝費。

広告宣伝費はオープン時に折り込みチラシをいれるものです。

カードショップで折り込みチラシが効果ないと思い方も多いかもしれませんが、

融資の審査をする人はカードショップを知らない方もいます。

そして、その方達は、宣伝といえば折り込みチラシなんです。

オープンするのに、宣伝(チラシ)をしない。

計画性がないな。と判断されます。

だから、オープン時にだけチラシを配布するわけです。

なかなかチラシを撒く機会なんてないので、良いと思いますよ。

計画性があるように。と書きましたが、

融資では、この計画が大切。

公庫も、保証協会もボランティアで貸しているわけではありません。

回収できる見込みがない人には融資しません。

その見込みが、事業計画書です。

計画の段階で、利益がでなければ、実際はもっと出ない。

ましてや、計画がないなんて、もってのほか。

面接の時に、毎月いくらの粗利が出る予定ですか?

と聞かれて、

『やってみないとわかりません。』

と答えた人がいるらしいです。

もっともですが、審査は落ちたそうです。

事業計画書は計画性を示すために絶対必要です。

計画を立てるために、まずは物件を決めないといけません。

お店の坪数や状態がわからないと計画を立てる事が出来ません。

続きます。



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